レイラちゃん
わんこ我が家の犬達と とても深いつながりがあるパピヨン レイラちゃんが亡くなりました。

レイラちゃんとは 10年以上前から何度も一緒にお出かけしたり 旅行に行ったりしていたので どの写真フォルダにもレイラちゃんの写真があって 多すぎてとても選べません。
レイラちゃんは賢くて美しい hatataさんの自慢の娘でした。


レイラちゃんの写真が多すぎて どうにも選べないし エピソードも沢山ありすぎて どうにもならないのですが 今回とても考えさせられたのが ペットとのお別れです。
レイラちゃんは15歳10か月で腎臓病で亡くなったのですが ほぼ同い年のやはり15歳の犬が我が家にもいます。レイラちゃんの従弟に当たるデュークとラックです。(レイラちゃんは デューク、ラックのお兄ちゃんの娘)
レイラちゃんの腎臓が末期的な状態である、と飼い主のhatattaさんが知ったのは去年のドッグドックの時でしたが それでも一時期もちなおし希望も見えたのですが 去年の秋には 獣医から安楽死の提案も出るような数値に。 飼い主のhatataさんが「レイラ自身が自分の死を受け入れているから レイラのプライドと尊厳を傷つけないために」と 治療らしい治療は行わず 食事と痛みを和らげることのみを行って レイラちゃんを見送りました。
私自身の考えでは 動物自身が自分の死を理解して 受け入れることはないと思っています。 ペットの死を受け入れるのは飼い主。そして死にぎわに じたばたするのは見苦しいと考えるのは 武士道の価値観を持っている人間だけだと思っています。
レイラちゃん自身が 潔く 誇り高く死のうと思ってはいなかったと思いますが 何も延命治療を飼い主が行わなかったことで レイラちゃんの苦しい時間を無駄に長引かせることなく それほど苦しむ姿を飼い主に見せることなく 変な表現ですが 比較的あっさり逝ってくれたのは 飼い主にとって とてもありがたい最後だったと思います。 問題は 飼い主が飼い犬が死ぬことをうけいれることが出来るかどうかです。
我が家で考えるなら ラックは ヨボヨボしていますが 食欲もあるし まっとうに老衰していくだろうと思っています。

いっぽうデュークは ラックよりずっと若々しいし 歩き方もしっかりしていますが 心臓に雑音があるし腎臓にデカい腫瘍があります。きっと デュークに関しては 来年あたりどうにかなるんじゃないかと思っています。

問題は 犬達がもうすぐ 死ぬよ、という余命宣言を受けた時 自分がどうするんだろうという心配です。きっと 毎日無駄に医者に通いそう。レイラちゃんとhatataさんの最後の蜜月の日々を聞くほどに これが飼い主とい飼い犬の理想的な関係なんだろうなぁとつくづく思いました。我が家の犬達は 飼い主に抱っこされれば苦しいことも何もなくなるなんて関係性ではありません。 うちの犬達、痛い時や苦しいときに構おうとすると 触るなバカ、とばかりに迷惑そうに隅に逃げてじっとしているので なるべく構わないようにしています。今までの犬との関係性を今更どうにもできないけど 信頼ゼロの飼い主は 死にそうな犬に対してどうすりゃいいんだろう? 今からとても とても心配です。
改めて レイラちゃん いっぱいいっぱい遊んでくれてありがとう。
レイラちゃんがいなければ デュークにもラックにも出会うことができませんでした。
いつもオレンジのボールを咥えて 走っているレイラちゃん。絶対 デュークやラックを見送ってくれると思っていました。
また お会いするときまで。


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