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命のながさ

わんこ
10 /20 2013
すでに あちらこちらのブログでも紹介されているのですが、

わたしはOSUMIさんのブログで知った、この本を購入してきました。


「愛犬アミ、世界で一番愛した君へ」


IMG_2170アミアミ

   


横浜でパピヨンのブリーダーをなさっている村上さんが 
愛犬アミちゃんと過ごした日々を 楽しくつづったコミックエッセイです。

横浜と言えば 地元になるわけですが、
失礼ながら全く存じ上げませんでした。
(ドッグショーに 出しておられないブリーダーさんは あまり知らない。)
作者の村上アキ子さんが、というより お母様がブリーダーさんのようですが。



過ごした、と書いたとおり、アミちゃんは 今は天使ちゃんです。

死因は 急性肝炎。



日に日に弱っていくアミちゃんを前に
どうしていいかわからず、自責と後悔と希望と絶望が
ジェットコースターのように上下する村上さんに、
お母様がかけた言葉。


「周りのみんなが手を尽くして助けようとして
 それでも ダメな子は それが寿命なの。
 覚悟しなさい。」




このお母様、すごいです。
長い間、ブリーダーをなさっていて
数々の命を見守ってこられただけあって すばらしく肝が据わっていて
言葉のひとつひとつに 説得力があります。



覚悟しろって言われたって、
覚悟したつもりでも 覚悟なんて全然できないけど、

気がついたのが遅くたって、もっと早くにどうにか出来たかもしれない、
と思うことがあったとしても
とにかく助けようと 周りが全力をつくして
それでもダメなら きっと それがその子の天寿なんだ。


その子が持って生まれてきた ろうそくの長さなんだ、

と 思えました。






エルアルバム20090216_2534

エルアルバム045


エルが持っていたろうそくは そんなに長いものではなかったみたいだけど



エルアルバム20091110_9178


エルアルバム20090321_3188



楽しかったよね。




エルアルバムIMG_4646


ワルっこのろうそくは ウェディングキャンドルくらい 
長ければいいなぁ。



もひとつ、読後一番の感想。

アミちゃん、よく夢に出てきてくれて いいなー。





あのね、アミちゃんとの日々は
本じゃなくても こちらで読むことも出来ます。
 → 




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コメント

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No title

生き物を飼っているといつかは必ず
別れがくるのですが
実際にはなかなか受け入れられません。
作者のお母様はブリーダーとして
人より沢山の別れを経験されたんでしょうね。
覚悟。
私、全然できてないよ・・・・。

前に飼っていたワンコが死んだ時、
とても辛かったので
2度と犬は飼うまいと思っていました。
そうしたらある日突然チョビが来ちゃった。
父が家族に相談なしに
勝手に横浜のブリーダーさんから
貰ってきたのです。

飼う覚悟の無いままチョビを迎えた時、
実はこう思ってました。
死なれるのが辛いので
今度の子とはあまり接触しないように、
距離を置こうと。

実際はその決心とは裏腹に、
カメラは新調するわ
オモチャは買うわ、
それまで寄りつかなかった実家に
毎週末帰ってくるわで、
ご存じのとおり気付けばチョビべったりです(笑)
べったりなのに別れの覚悟は
いまだできておりませんです。ハイ。

エルちゃん、可愛いねー。
そしていろんな表情をしてるね。
デューク君とケーキを取り合う姿に
思わず笑ってしまいました。

しかしデューク君、チャレンジャーだなー(笑)
ケーキを前にエルお姉さまに一歩も引きませんねー。
エルちゃんが
「ちょっと!私が先でしょ!
貴方は私の後なのよ。ちょっと聞いてるの!?」
と言ってるのにデューク君たら
エルお姉さまの注意が全然耳に入ってないね。
その後ろでラックちゃんが呆然と
見ているのが笑える。
「僕、あとどうなっても知らない・・・。」

エルちゃんは、エルママ様や弟わんこ達から
楽しい思い出を沢山貰って
短いけど濃密な時間を過ごしたのだと思います。

Re: No title

チョビのお姉さんさま
ペットは 必ず飼い主より先に逝くもんね。
そうでないと困るし。
エルが逝った時には、後 これがまだ2回もあるのか・・・と
どうしようという気になったのですが、
でもやっぱり犬のいない生活は 考えられません。

アミちゃんもね、飼い主の村上さんに
私はとっても幸せだった。だから 必ず次の犬を飼ってね。
その子も 同じように幸せにしてあげてね、って言ってました。

ムツゴロウさんも、
飼っていた犬が死んでしまった。
悲しくてつらいから、もう次の犬は飼わない、なんて言わないでください。
その犬で学んだことを、次の犬を飼う時に生かしてください。
そうやって、犬は生き続けるのです、って本に書いてました。

エルにはね、本格的なトレーニングはいれなかったの。
とても強い絆ができてしまって、
かけがえのない唯一無二のパートナーになってしまったら
別れがつらいだろうなぁ、って。
でも、結局は、どんな犬でも かけがえのない愛犬になるのなら、
できるだけ一緒に出来ることを 楽しもうと思って
今は ワルっことトレーニングを楽しんでいます。
ラックは しっかり パートナーになってきたよ♪


ケーキを食べている写真は エルが5歳の誕生日の時です。
この時 エルはアジソンを発症して かなり体調が悪い時でした。
点滴をしてもらって 一時的に食欲を取り戻しての写真になりました。
ガツガツ食べてくれて 本当に嬉しかったです。
ラックが後ろで 茫然と見てるのが笑えるよねー。



エルママ

横浜市青葉区在住






センター : エル ♀ 
  (2004年3月19日)
  我が家の3パピの 女王様
  2008年秋 アジソン病発症
  2011年 1月17日 永眠








 ラック ♂
   (2006年12月7日)
パピヨンの魅力を世に宣伝
   する営業部長。





  
デューク ♂
   (2006年12月8日)
内弁慶のマイペース。
   意外性の男。





サブレ ♂
(2013年11月15日)
我が家の三男坊 期待の新星