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少しアカデミック?

未分類
07 /19 2009
今日は 珍しくわんこ話題ではありません。

さらに珍しく 写真もありません。

すこーし アカデミック?な話題です。


今日 銀座の「Apple Store」で 学生時代からの友人が
作家の小澤征良さんとトークショーを行うというので行ってきました。
友人は 臨床心理士であり島根大学教育学部教授の岩宮恵子さん。
小澤征良さんは あのマエストロ小澤征爾の娘さんで
エッセー「おわらない夏」や小説「蒼いみち」などの作者です。

トークショーの内容は 聞いた者のみの特権として
って言うより あの深い内容を簡潔に書き表わす筆力は ありません。
でも とても面白いトークショーでした。
だって お昼ごはんを食べた後の 1時から2時なんて 
一番睡魔に襲われる時間帯に まったく眠いなんて思いませんでした。
ごくごく 簡単に言うなら 「ものがたり」が人間の精神にとって
どれだけ大切なものであるか、が主テーマだったといってもいいかも。

もし、村上春樹さんの小説がとても好き、もしくは
なぜこんなに村上春樹さんの小説に 引きつけられるのだろう?と
思う方がいれば 岩宮恵子さんの著書を 読んでみてもいいかもしれません。

実は 私自身は 村上春樹さんの世界にどうも入り込めない人です。
なんで、あんなに人気あるの?って感じです。
でも 今日のトークショーを聞いていて とても納得。
思春期に何らかの葛藤なり疑問なりがあって とにかく自分というものを
ふかく掘り下げた方には 村上春樹さんの世界観がリアルな実体験として
共感できるものらしい。
・・・・だめだぁ、私には・・・汗;


こんな私でも 理解できるのが そして とても素敵だと思うのが
小澤征良さんの 「おわらない夏」
2002年のベストセラーエッセーなので 読んだ方も多いかも。
夏に読むのに とてもお勧めの一冊です。

30年間 小澤征爾氏が音楽監督を務めたボストン交響楽団が
夏の間 本拠地としたマサチューセッツ州のタングルウッドという
山間の小さな村で 生まれた時から2001年まで必ず夏を過ごした
小澤征良さんが 子供時代の思い出を瑞々しい筆致で書きつづったエッセーです。

これを読むと こんなに素敵な子供時代の思い出を 自分の子供に
与えることができたかしらと 心配になります。

タングルウッドでの毎日は まるで クリスマスのアドベントカレンダーのよう。
わくわくしながら 朝が明けると 毎日キラキラ光る一日が始まります。
この本のなかには 征良さんが
いかにタングルウッドを愛しているか、
タングルウッドで過ごした子供時代を愛しているか、
家族や友人や一緒にその時をすごした人々を愛しているかが
蓋が閉まりきらないおもちゃ箱のように 思いっきり詰め込まれています。
読んでいるこちらまで その楽しさにお腹いっぱいになりそうです。

そして 父であるマエストロ小澤征爾氏の家庭でのパパぶりが
微笑ましく随所に登場してきます。 
ハロウィンで近所を回っている子供達が心配で 玄関の外で待っていたり
子供のころの弟の征悦さんが 自転車で転んで足に怪我をしたと
外国で聞いたパパがひとり あわてふためいて(そこであわてても仕方ないのだけれど)
足をテーブルにしたたかにぶつけて 足の指を折ってしまったとか、
本当に子煩悩の普通のパパだったんだなぁと
ごく当り前のことが 新鮮に思えたりします。

そして その征爾氏を 今日間近に見ちゃいました。
ってゆーか トイレを出たらそこにいらして びっくり。
奥様を待っていらしたのでした。
親戚の方もいっぱい来られていたようで、
そこでは ごくごく普通の気さくなオジサンでした。

とりとめのない文章ですが、
久しぶりに 本読まなきゃなぁと思った一日でした。
最近 集中力がなくなって 推理小説ぐらいしか
一気に読むことができません。
「ものがたり」は 魂の御馳走だそうです。
私の魂、粗食でかなりスリムになっているかも・・・汗あせ

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コメント

非公開コメント

No title

トークショー、心の栄養になったんでしょうね~。
小澤征爾といえば音楽にうとい私でも知ってる指揮者です。
小澤征良さん、綺麗なお嬢さんだわ~。
鼻や頬のあたり父似でしょうかね。

私はかなーり本が好きですが村上春樹はたぶん読んだ事無いと思う。
あっても、1冊だなきっと。
最近は犬の本ばっかり読んでてベストセラーもとんとご無沙汰です。
ってか、買って読んでない本ベッドサイドに積んでるし・・・・

「ものがたり」どんなお話だったんでしょ。
人生の中には小さなものがたりがいっぱい詰まってますね。
人生って小さなものがたりの集合体?ってか人生が大きなものがたりなのか。
魂のご馳走?
へ~・・・・私の魂、飢えてます、きっと。

No title

トークショー面白かったです。
二人とも頭のいい人って こんな風に話すのね、って
感じで話が進んで行って、フムフム 納得って思うことが多かったです。
村上春樹さんの本って 深層心理に通じるところがあるらしくて
友達のクライアントさんが 村上春樹さんの本を引きあいに出されることが多いそうです。

まさに おっしゃるように人生は自分だけの
「ものがたり」で、それを完結させるためには
どんなエピソードも必要不可欠で
たとえ10年間ひきこもったとしても
それが自分のものがたりには 必要なエピソードであったと
納得できれば、その人はまた新たなエピソードに
向かって歩きだして行けるのでしょうね。

大体の人は そんな風に考え込まなくても
生きていけるのですが 中には そうやって
一つ一つ自分を納得させなければいけない
生きにくい人たちも存在して そんな方たちには
村上さんに限らず 「ものがたり」が助けになることが
あるようです。
うまく言えませんなぁ。
とりあえず 私にはワンコ達がいれば いいかな。

エルママ

横浜市青葉区在住






センター : エル ♀ 
  (2004年3月19日)
  我が家の3パピの 女王様
  2008年秋 アジソン病発症
  2011年 1月17日 永眠








 ラック ♂
   (2006年12月7日)
パピヨンの魅力を世に宣伝
   する営業部長。





  
デューク ♂
   (2006年12月8日)
内弁慶のマイペース。
   意外性の男。





サブレ ♂
(2013年11月15日)
我が家の三男坊 期待の新星