山手・HILL SIDE CLASS インターメディエト撮影コマンドクラスは、
毎月、開講されています。
12月に初めて受けて、1月もあったのですが、
雪が降って道がガリガリに凍結してしまったのと、
ラックの去勢後の具合がイマイチだったので
前回は お休み。
講座そのものは 第3回でしたが、私は 2度目の参加でした。
他の所でも 競技会向けのトレーニングを受けているのに
なぜ、また違うトレーナーさんから トレーニングを受けるのか。
この講座を受ける際に、こちらのトレーナーさんにも
競技会向けのトレーニングを 他でも受けている。
それでも 構いませんか?と問い合わせました。
トレーナーさんからは、犬と飼い主さんが混乱しないなら 構いませんという答えでした。
K先生とする競技会練習の時は オヤツもオモチャもどんどん使います。
D’noteのレッスンの時には オヤツもオモチャも使いません。
犬へのご褒美は 飼い主さんの笑顔と よく出来たね~~という褒め言葉。
K先生によれば、訓練試験にしろ、訓練競技会にしろ、アジリティ、フライボール、みな同じですが
それは 非日常。 楽しい遊びの時間。
それを 盛り上げるアイテムとして その子の好きなもの、
オヤツやオモチャを使って 気分をウキウキさせて
さぁ、やるぞ!!と ONの状態にする。
そして終わるときには もう、おしまい!!と OFFにする。
だから、トレーニングする時には 今からやるよ~って気分にしてからやってください、と
言われています。
散歩で普通に歩いている最中に 突然 行進中の伏せみたいに
伏せ!とやるのは ボクは 勧めません、メリハリがなくなるから、だそうです。
試験や競技会でやっているものは、いわば、芸のようなもの。
ビシビシコマンドで動いている子は とってもカッコいいですが、
お手や玉乗りと同じ、芸の一種。
それが出来るからと言って、躾が出来ているわけではありません。
D’noteで今教わっているのは、勿論カメラもありますが、
日常の躾を教わっているつもりです。
他の犬が同じ部屋にいても、落ち着いていられる。
部屋に他の犬が入ってきても 吠えたりしない。
仲良く遊んだりはしなくてもいいけれど、挨拶は交わせる。
他の飼い主さんや犬がいても 飼い主のコマンドが聞ける。
飼い主が部屋から出て行っても ヒーヒー泣いたりしないで、待っていられる。
カフェでは 飼い主の足元で ゆったりしていられる。
これが日常の普通の姿であって、
これが出来たからと言って、大げさに褒める必要もないし、
オヤツを上げることもない。
よく出来たね、といって笑顔で ゆっくり撫でてあげればいい。
これを 普通にすれば オヤツを持っていなければ飼い主に注目しないとか、
言うことを聞かないということもない。
やってはいけない事をした時に すばやくNO!で止める。
(K先生の場合は 「あ”っ!!」です。)
私の中では 2人のトレーナーさんのおっしゃることは 矛盾しません。
私が 混乱しなければ、犬も迷わないと思います。
現に デュークもラックも 最初のヒルサイドガーデンでのレッスンの時には
どうしてオヤツくれないの?って ねだっていましたが
2回目は まったくそういうそぶりは見せませんでした。
前置きが長ーくなりましたが、
山手・HILL SIDE CLASS インターメディエト撮影コマンドクラス 2回目のレッスン。
前回にも増して、苦戦の連続

・・・・
簡単にいえば可愛くポージングして 写真を撮れるようにしましょう、というクラスなんですが、
とにかく、待てが基本。
飼い主の解除があるまでは 動かないというのが大前提。
今回教えていただいたのが、立って待たせて 周りを回っている間、
アイコンタクトを外さない。
もしくは、名前を呼ばれても、首は回しても動かない。
ワルっこには 超難関。

それが出来れば、こんな写真が撮れます。
お手本。
MOCCOちゃん。 すでに 雑誌などでモデルさんをしているそうです。

こっちからも、 (モデル メンチ君。)

あっちからも。

うむむ、犬雑誌のモデルのようだ。
大苦戦したワルサーズ。

とにかく待ってられないし、待っていてもこっちを向かない。

向かせようと名前を呼ぶと こっち来ちゃうし・・・・・(o´д`o)=3
なんとか 成功! O(≧∇≦)O


はははははは・・・・・( ̄▽ ̄;)
こんなポーズで撮ることが分かっていれば
洋服着せてきたのに。
オムツまる見え。
この日教わったことで 写真を撮れるまでになったのは これだけ・・・
他には テイクで咥えさえて、オフで放させる練習。
これが出来ると、籠をくわえて可愛くポーズとか、
お花くわえて 可愛くポーズ写真なんかが撮れます。
勿論!!! ワルサーズは出来ませんでした。
これは 他の子もかなり苦戦していましたが。
(これ出来なきゃ、CD3の持来は 出来ません)
他には 「待て」で待たせて、
「おいで」、で少し前に出させて、
「待て」でその場で待たせる。
少し場所の修正をしたい時なんかに便利だそうです。
日の当たり方とか、距離を少し詰めたいとかね。
ただ、これは競技会の練習をしている子は 向かない練習だと言われました。
呼び戻しの速度が遅くなるから、って。
試しに出来るかな~とやってみると、
最初は2匹とも ダッシュで帰ってきちゃいましたが、
次には ラックは途中で止まって待ってくれました。
確かに 呼び戻しの速度が遅くなりそうだったので ここで止めました。
でも ちゃんと練習すれば
強くハッキリ呼べば、ダッシュで帰ってくる。
ソフトに柔らかく呼べば、ゆっくり帰ってくると使い分けが出来るようになるそうです。
この日、出来るようになった唯一のポーズで 練習練習。




みんな前足を段差に乗っけていますが、
実は 犬は前足が後ろ足より高くなると 座れない!
立止の練習の時に H先生に教えていただきました。
洋服なんかを着せた場合だと、背中もよく見えていいポーズでしょうね。


さすがにウエディングレストランというだけあって、
あちこちに 撮影ポイントがあるヒルサイドガーデン。
これからも楽しみな構座です。
長くなっちゃった。
ラックの変化は 次回。