理解する犬と とにかくやる犬
デュークとラックトレーナーの先生に
「犬と遊ぶ時に何かルールを決めて遊ぶと 面白いですよ。」
と、言われています。
たとえば、オヤツをあげる時。
オヤツを見ないで アイコンタクトを続けていれば
オヤツをあげるって ルール。
教え方は簡単。
オヤツを犬に見せる。
当然、犬はオヤツをガン見!!

そのオヤツを左右に動かす。
当然、犬の眼もオヤツを追いますが、あげない。
なかなかあげない。
犬は 焦れて 飼い主の顔を なんでくれないのっ!って見る。
そこで いい子だね~~

これを 何度か繰り返すと、犬はルールを理解して
オヤツを動かしても アイコンタクトを外さなくなります。
同じように ご飯の前に待てをさせる時に、
アイコンタクトで待てれば 「よし」で 食べさせる。
こういったルールを デュークは 比較的はやく理解します。
っていうか、これが 普通・・??
エルもこういったルールのある遊びは 好きでした。
お手をしたら オヤツをもらえる。
オヤツを隠して よしで 探し始める。
(オヤツがらみばっか)
ところが、ラックは なかなかルールを理解しません。
いまだに オヤツを動かしたら目で追っちゃうし、
ご飯を前にしたら、そこから目を離せません。
多分、オヤツやご飯を目にしたら コーフンしてルールどころじゃなくなっちゃう。
こう書くと ラックがバカちんのようですが、
トレーニングをやりやすいのは ラックの方。
とにかく素直だし、何度も何度も同じことが出来る。
さすがに何度も同じことをすると
理解するしないは別で 自然と身についていきます。 ここらは 人間も同じですね~。
そして、出来ない事はもちろん出来ませんが、
ラックは出来ることを やらない ということがない。
気が散っていて やらないことはありますが、
気分で指示に従わないということは ありません。
一方、デュークは 多分やることは分かっている。
でも やりたくないときは やりません。
そして、自分のペースになんとか持っていこうとする。
勿論、トレーニングが入りやすいのはラックタイプですが
トレーナーさんは デュークタイプの方がやりがいがあって面白いようです。
「デュークは頭いいからなー。やりにくいと言えば やりにくい。
でも 大化けするのは デュークの方。」
とは、前のH先生も 今のK先生も言った言葉。
もっちろん、まだ化けてませんけどね!
デュークに トレーニングといういわば ルールのあるゲームを
面白い!と思わせれば、うんと上達するし、
ラックよりも落ち着いているし、動きは綺麗だから、
見栄えがする、
・・・・・というわけで、ご褒美がオヤツから ボールになったわけです。
私が ボールをうまくご褒美に使えていないので
トレーニングと言うよりは 完全に遊びになっていますが
デュークのノリは ヒジョーによくなりました。
この真剣な目!!!

ボール落ちてこないかな。 わくわく♪♪

伏せのルールも 指符なし一声附で出来れば
ボールを転がします。
出来るよ、ボク。

アイコンタクトではなく、ボールを見ているのが まるわかり。
だって レンズの前にボール置いたら 写んないもん。
ラックも真剣そのもの。
見つめます。

見つめます。

見つめます。

ただ、イマイチ ルールが理解できないラックちん。
ボールが欲しくて、吠える吠える吠える。
ボールを手に入れるためには どうすればいいのかを
考えません。
キチンと脚側停座する、一声附で伏せをする。
そうすればボールがもらえる。
そこらへんが いつわかるかな~~


伏せてはいるんだけどねーー。
焦れて 立ちあがる一秒前の写真。
今のところ、トレーニングは 完全に遊びになっています。
ボールが出てきた時点で もうワルサーズは遊びモードだからねー。
どうやって トレーニングの形にしていくんだろー
楽しそうだから いいけどねー。
一度、足元から離れると なかなか脚側停座できないデュークは
(それだけで大仕事。だから試験の時には ぜったい伏臥も立止も後ろ足を動かさないように注意)
一度、正面停座させて 後ろを回って脚側停座する形に変更。
その方が たしかに足元から離れず座るんだけど、
そもそも正面停座って どうやって教えるんだろう?
色々、私も楽しみながらやってます。
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